土地と建物の評価額は各自治体が決める

土地と建物の評価額は各自治体が決める
土地や建物の評価額は、各自治体によって決定されます。
具体的には、土地の評価額は、土地の所在地や接続状況、形状や面積などを評価基準に基づいて各自治体の固定資産評価員が1軒ずつ確認して決定します。
一方、建物の評価額は、再建築価格を基準に評価されます。
参考ページ：不動産の固定資産税評価額とは何の価格？売る時の参考価格？詳しく解説
この評価は経年劣化を考慮して行われ、具体的な計算は複雑ですが、一般的には再建築価格の約50～70%が評価額とされます。
また、新築の場合は、請負工事金額の約50～60%が目安とされます。
このような評価額は、固定資産税の計算に利用され、所有者は固定資産税を支払う必要があります。
なお、評価額は3年に1度見直されます。
評価は不動産鑑定士によって行われ、その結果に基づいて市町村が税額を決定します。
評価の基準は公示価格を基準としており、公示価格の変動に伴い、評価額と公示価格の乖離が生じないように注意されています。